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最初にデジカメを手にしたのは、今から7年ぐらい前‥
性格的にこれといって特別、大切に扱う事もなく、
レンズカバーを付けるぐらいで、
後はそのままポケットの中に無造作に入れて持ち歩いている。
だから、当然、塗装は剥げ、あっちこっちに傷もある。
手入れをすれば、ホコリやヤニ、手垢だらけだけど‥
最初に手にしたデジカメも今も現役で動いてくれる。
そんな感覚でサッと撮れて扱えるコンデジが俺には丁度良い。
そもそも写真を綺麗に上手に撮るつもりは無く、
撮りたいと思った瞬間に、サッと取り出しサッと撮る‥
そんな感覚だけを大事にしてる。
俺にとって、傷も汚れも愛着から生まれた証拠の一つ。
使って、傷がついて、手入れをして、また使う‥
使い続ける事‥
それで、出来た傷や汚れが俺の物に変わり愛着になる。
それは‥
物も人も‥同じ
手入れをして、ただ使う。
持ち物、身に付ける物の中に革の物が多くある。
靴、鞄、ベルト、グローブに革ジャン‥
長い物は20年以上の付き合いになる物もある。
そんな付き合いの物は当然、色は剥げ、傷つき、くたびれた状態で
ボロボロになってる。
それが良い。
それが好きで、そんな経年劣化が見たくて革を使ってる。
長年の使った者の汗と油が染み込み、手にした当時の綺麗さは面影もないが‥
そんな、くたびれた革に、たまにオイルを与えてやると、
何とも言えない艶を見せてくれる。
最近ではカメラのストラップを見つけるのに何件も店をまわって、
いくつも買っては替え、これと思う革のストラップをやっと見つけた。
何年か、何十年か先のその姿を想像してる。
革で出来たこのマスク‥
皮に革を被らせる。
調教道具と言うには大袈裟だけど‥
集めた道具はそんな拘りで道具を集めてる。
人間の皮も同じだ。
使い倒して姿、形を変え‥
その末に艶を増す。
革と皮‥
そんな思いで『カワ』を使う。