上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。
偽りの歯を外し、 女は自由となり、さらに欲望の赴くまま肉を漁り男を弄る。 女の両手で丁寧に広げる男のアナル。 それを目の前に嗅覚で感じ女は貪り喰らう。 顔面を押し当てて‥。 今日、この場所へと来た時の表情、姿、形、顔の女はもう居ない。 人間の本来在るべき姿とは、曖昧なもの‥ 誰もが皆、仮の姿を意識、無意識に演じ、 その姿が今の自分の姿と信じ込もうとする。 必死に奥底へと舌先を滑り込ませるその姿。 丁寧にシワの一本一本までを舐めては、 吸い味わい喰らう。 女の指で広げる、その穴はさらに広がり、 奥へと舌先の角度を変えては、 男の臭い感じる方へと滑り込ませる。 女の口の中には、 今‥ 邪魔になるモノは何も無い。 あるのは、真っ赤な粘膜に覆われた肉の壁‥ そして、男を味わい味覚を得る舌。 それさえあれば十分と言わんばかりに、 偽りの歯が俺の肉体を転げ落ちる。 母親であり、一人の女‥ どちらも、それは紛れも無い事実。 今のこの状況を女は堪能し、満たされれば、 子供達の待つ家にと急いで帰り、 肉欲満たされ堪能した、この口で、 女は子供達に接し、子供達と会話をする。 男を貪るこの口で‥。 人間の体‥ 肉体にある鋭く尖った剥き出しのモノ。 時にそれは傷つけ合うモノ。 その一つを若くして失った‥ いや違う、自ら捨てた一人の女。 それと引き換えに手に入れた、もう一つの生き方。 どれだけ強く噛もうが、それは‥ 何かを傷つける、遮るモノがないからこそ、 男の中へと入り込み、男を満たし、己をも満たす事が出来る。 あるがままを味わい、使われる快楽。 異物。 それを無くせば可能になる事を 若くして覚え知った女の姿に、 他の想像を生み出そうとする。 女の産まれ持つ膣よりも意味あるモノ‥ 手に入れたのかもしれない。 20代の苦悩と葛藤。 その先にある現実の姿を目の当たりに、 今を曝け出して感じる本能が目を醒ます。 それは、貪りつく肉欲の果てに‥ 顔面を強く押し当て荒れ狂った様に貪りつく肉欲。 真紅の口紅がより卑猥に歪み、 口の周りへと彩られ纏わり付く。 その姿‥ 女の口は毎回、 処女の様な小さく窄めた新たな穴へと変える。
- 関連記事
-
淡々と‥ 昔から、性にある拘りは、そんな言葉へと向かう。 それは、女もそうであった。 始まりの合図‥ そんなものは特にない。 互いの中に淀む空気の流れと言い様の無い緊張感。 それが、脳裏を刺激し事が始まる。 〜silence〜 いつか話した、あの日の光景‥ まるで、それは人形の様に無表情な姿で意志を無くした生き人形。 当時は裏に隠された現実すら見えていない。 ズボンを下ろされ裸になる男の横で女は膝末き一言‥ 『失礼します』 それだけを言い放った。 非現実が現実を交差し支配する。 想像が過去を飛び越え新たな価値観が生まれる。 女はいつも真紅の口紅を塗っていた。 まるで、その口を強く相手に意識させる様に‥。 真っ白な肌に濃く塗られたその口紅の色は、 今も変わらず覚えいる。 そして、今も変らず口元には真紅の口紅が塗ってある。 ゆっくりと‥ 少し俯きながら、 真紅の口紅に彩られた口元へと右手を運び、 黙ったまま口の中へと指先を入れ始める。 もう片方の左手には別れても尚、はめてある結婚指輪‥ それは過去の証明。 子供達への母親の証。 当時は、これから目の当たりにする女の姿、出来事など想像もし得なかった。 過去に出会った男達、皆それは同じだろう。 俺が見た同じ光景を見ている。 口の中、摑み取る下の偽りから‥ 目の前に居る男を横目に女は淡々と黙って外し始める。 〜silence〜
- 関連記事
-
物事、事象には2つの答えがある。 それを単純に言い表せば表の顔と裏の顔。 ここに晒される女の姿にも2つの姿がある。 仮面をつけ、清楚に装い振る舞う日常の姿と、 その仮面を外し男に使われる真実の姿。 誰もが皆、日常でその顔を器用に使い分けてる。 普段は仮面を付け、SMとは興味の無い、 無関係の姿を装い生活、仕事をして過ごしている。 心の中にある、もう一つの真実を隠して‥。 生き人形‥ それは無表情で無機質な生身の肉体。 感情は‥ 後から男が思うがまま好きにこの肉体に宿らせて下さい。 女の物言わぬ口から聞こえ想像できる言葉は、 まるで、そんな表現が似合いの光景だった。 互いの事など何も知らない会ったばかりの二人。 大きく開かれた口の中‥ ゆっくりと掴み取る下の偽りが、 角度を変え口の中で不自然に歪み始める。 きっと誰もが、その光景を目の当たりにして、 それが一瞬で何であるかを理解出来る男は居ないだろう‥。 想像もし得ない。 かつて、自分もそうであった様に‥。 目の前の女が当時30代の女なら、それは尚更。 さっきまで、会った直後に見た スーツを着て清楚に振る舞い髪を束ねた女の姿。 そして今の姿を無意識に重ねながら、 眼前の光景をただ見ている。 まさに、それは初めて見る絵図。 右手で掴み取られた指先の奥に見える女の表情が、 目の前でゆっくりと変わり始める。 偽りの白い歯とピンクの歯茎が持ち上がり、 それは女の口の中から静かに取り出された。 下の偽りから抜き取られた先に糸を引く唾液‥ 俺の肉棒は、その光景に萎えるとは違う 初めての感覚を覚え知る事になる。 言い様の無い感覚‥ 体中の全神経が研ぎすまされてゆく様だった。 それは新たな脳裏に広がる内面的な興奮と欲情、興味。 女からの余計な説明、言葉など何もない。 この女が過去に何を捨て、何を手に入れたのか‥。 今のこの状況を目の前に女にとって、 そんな事はどうでも良い事なのだろう‥。 今、男を前に必要の無いモノを取り外すだけ。 言い換えれば目の前の男にとって、 自分が必要な姿、物になるだけかもしれない。 それは『男にとって使い勝手の良い女』 自らそんな姿に今、目の前で変わろうとしている。 外された下のモノは丁寧に、そしてゆっくりと膝の上に置いてゆく。 変わりゆく女のその姿。 その時はただ‥ 変わり始める女の姿、光景と膝の上の置かれたそのモノを、 黙って見ているだけだった。 そして、 女の右手は上の偽りを外しに、そっと手を伸ばし始める。
- 関連記事
-
初めてこの光景を目の当たりにした当時の事を今もはっきりと覚えてる。 8年が過ぎた今も、それは何ら変わらない。 そして‥ この日の衝撃、興奮、言い様のない感覚と興味、 それを超える女との出会い瞬間は、きっと‥ これからも先も無いだろう。 当時の女は30代の後半、そして自分は30代の前半。 女には二人の子供が居る。 互いの中にあった互いを知る情報は、その程度しかなかった。 右手の親指が口の中をそっと滑らせてゆく。 女の顔を、ただ見てる自分と、それを無視するかの様に、 女は少し俯きながら裸で淡々と進めてゆく次の動作。 不自然な空気の流れる沈黙の中に二人は居た。 この一瞬の光景を女は、何人もの男達の前で繰り広げてきたのだろう‥。 そして、それを見た男達は何を思ったのだろうか‥。 躊躇なく淡々と事が進むこの時間の流れに 女の迷い、戸惑いなど感じる事はなかった。 だからこそ、そんな事を考えながら女の今を見ていた。 下の偽りと同じ様に‥ 白い歯とピンクの歯茎がゆっくりとズレ始め、そして不自然に傾く。 上の偽りは何かを押し退ける様に前へと迫り出してくる。 俯く女の顔は決して顔を背ける事はなく、まるで‥ この自分の今、行われてる事象を姿を見せつけるかの様にも思えた。 生々しい程の興味と興奮‥ その時、その唇に塗られた真紅の色の意味を知る。 本心から、この姿、この口を見られたくなければ、 それを外さなければ誰もわからない。 女の裸が目の前にあれば大抵の男は胸や女の穴に意識が向くだろう。 男がそれを舐められてる最中でさえ意識は女の口の中などには向かない。 ましてや、その口の中が何も無いなんて‥ 誰が想像し得るだろうか‥。 膝の上に乗る当たり前の様に取り出された下のモノと、 今、口の中に指を入れ取り出そうとしてる上の偽り。 その全てを含む目の前に居る裸の女。 そして、さっきまでスーツを着込み、髪を束ね 一見何処かのキャリアウーマンにさえ思えた女の姿‥。 現実のすぐ隣には非現実が存在してる。 そこに境界線など存在しない。 〜borderless〜 下の偽りを剥ぎ取り、 それだけでもさっきまで知る女の印象とは違って見えた。 小さな顔は、より小さくなり、 下の唇は半分程の大きさ、幅になった様に思えた。 右手の指先で器用に外されてゆく上の偽りは、 俺の知る全てを超越していた。 下の偽りとは違い、大きく、まるで得体の知れない、 何か別の生き物、身体の内部を剥ぎ取り出す様に感じる。 一瞬、とても大きく開かれるその口。 やがて上の偽りの全貌が姿を現す。 偽りの白い歯とピンクの歯茎に連なる、その全てが‥ ゆっくりと取り出された。 『息を飲む』 まさに、この瞬間のこの光景の事だろう。 そして、女はその上の偽りを手に取り、 下の偽りの置いてある膝の上にと丁寧に並べた。 この間の出来事は数分の時間だったかもしれない。 でも、とても長くゆっくりと流れ去る時間の中で、 この間、何度瞬きをしたろう‥。 それは少なく目が乾いてる事に気が付いた。 この間、終始、女からの言葉は何もなく、 俯いた顔をそっと上に、こちらを見上げる。 取り外された女の口は、とても小さく真紅の口紅が目立ち、 それは小さく蕾の様な姿になっていた。
- 関連記事
-
二つの偽りが女の膝の上に並ぶ。 開かれた未開拓の境地、現実。 今、この状況に見合う適当な言葉が見つからなかった。 30数年の中で培われた常識や女への知識など全て抉り取られた瞬間。 女は取り出されたモノを手のひらの上に乗せて、 俯いた顔を徐々に見上げながら、 ゆっくりと‥ その何も無い口を少し開いた見せた。 この場所へ二人来た当初の姿、 顔はもう遠い過去の出来事の様に感じる。 その時に見た女の姿は、もう居ない。 今、思えばただの普通の女性から 姿、形を変え男を喰らう一人の淫女、 まるで別の生き物になっていた。 全てが衝撃的な空間の中に居た。 『その口は?』 そんな言葉が俺の第一声だった事を覚えている。 女は『20代で全て抜きました』 そう言うと、さらに口を大きく開けて、 こちらを見ながら舌を少し動かし、 本当に何も無い事をまるで証明して見せてる様でもあった。 少し離れた遠目にも、その口に何も無い事がわかる。 『この口は貴方のモノ絶対に傷つけたりはしません』 それが何を意味してるか、一瞬でわかった。 黙って頷く俺に女は、 『もっと中までご覧になりますか?』 『宜しかったら見てやって下さい』 黙ったまま頷く俺を確認して女は口の中に 自分の両指を入れながら、もっと奥までを開いて見せた。 身体は、まだ30代の真っ白な肌の裸の女。 真紅の口紅の奥に見える真っ赤な粘膜の壁。 それは唾液を中で塞き止めた肉の壁。 不自然が自然と融合する。 きっと、この時に女は見ず知らずの初めて会う男に この姿、この口を見られる恥ずかしさと、 それを見られる事により体、肉体が疼き本能で感じる 興奮の中に居たのだろう‥。 後にそれが、わかる事になる。 女は唇を持ち上げ指を上下と動かし その奥まで全てを曝け出す。 『視姦』 直でなく、それが写真を通してでも、 女が見ず知らずの男性に己の見られたくない姿を晒し それを品評され、それに男性が興味を持ち 興奮を覚えてもらう事に女は感じる。 常に想像の中で視姦され育ち感じる生き物。 自ら大きく開かれた口の中を覗き込むと その口の中は奥まで綺麗に一本足りとも 何も無かった。 女は言った‥。 『いろんな方のモノを咥えさせてもらいました』 『皆、最初は驚かれましたが喜んで頂きました』 『口の中に指を入れてみませんか?』 支配など、まるでオセロゲームの様な物だと思う。 ある一瞬の出来事で、裏表は簡単に入れ替わり、 自分の置かれた立場などが一瞬で逆転をする。 互いの想像の中の駆け引き。 それは時間と共に交差をし、 ある一点一色に向かってる様でもあった。 やがて、女は左右の指三本で更に開いて見せる。 俺の人差し指が開かれた口の中に入り、 前から奥へとゆっくり歯茎を撫でてゆく。 それは、不思議な感覚の感触だった。 たまに、女はゆっくりと噛んだりしてみせた。 痛くもなく不思議な硬さ、柔らかさ‥ そんな表現しか思いつかない。 俺の片方の手を持ち女は自分の穴へと向かわせる。 女の穴は俺が知る誰より濡れ汁が溢れている。 女の表情は何とも淫靡でいやらしく、 それは、まるで歯茎の粘膜そのものが 陰部の粘膜へと直結してる様でもあった。 もしかすると、本当にそうなのかもしれない。 それを確認させるかの様だった。 きっと‥ この姿、醜態を見られる事に女の意識は集中し、 本能で感じてしまう。 母親であり、働く女であり、 家に帰れば二人の子供達が待っている。 それが今‥ こうして見ず知らずの男性の前で裸になり、 使われ、しゃぶらせてもらう為の女となる。 無理に大きく開かれた唇は、 その中に入れた女の指を外したとたんに、 まるで蕾の様に小さく縮こまり、 完全に別人の姿になっていた。 人の口の大きさ形は歯があって初めてその形状を維持している。 もう、今のこの女の姿を見ても 誰もさっきまでの女と同一人物だとは思わないだろう。 きっと子供達でさえ知らない、この姿。 男の本能に根付く性欲、常識を疑う。 女の持つ穴など入れてしまえば、皆同じ‥ その穴とは? 今、目の前にある、その口‥ そう‥ その粘膜と肉の壁に覆われた口と言う名の新たな穴が、 俺の今まで培った常識を一掃させる。 想像を超えた初めて知る世界だった。 男のモノに合わせて自在に姿、形が変わる穴。 まるで別人となった女‥ それは外見だけでなく、本質的な中身までも変えていた。 さっきまで物静かな一人の女、母親がここまでいやらしく、淫乱になれるだろうか‥。 それは堰を切った様に一気に傾れ始める事になる。 『しゃぶらせてもらっても宜しいでしょうか?』 『もし、嫌でなければ咥えさせて下さい』 女のその言葉で止まってた空気、時間の流れが一気にと動き始める。
- 関連記事
-
頷く俺を確認して二人ベッドへと移り 女は裸で横たわる俺の体に跨りながら その口を肉棒へと近づけてゆく。 そして‥ 生まれて初めての感触、 感覚を知る事になる。 真紅の口紅を纏った その口と言う名の小さな穴。 それは女にとって第二の性器となる。 そして‥ 膣という女の持つ穴の意味を無くしてしまい それを遠ざけてしまった。 衝撃と戸惑いの中、小さくなった俺の肉棒に 女は丁寧に両手を添え一気に咥え込んだ。 それはまるで、その口が本人とは別の意志を持ち この瞬間を願い我慢してものが堰を切った様に‥。 普通、舐められてる最中は、 その感覚にただ男は浸るものかもしれないが、 俺はその姿、女の口をジッと見ていた。 それは、例えるなら子供が初めて目にする玩具を手に取り その使い方を観察するみたいに‥。 唇と舌の感覚、そして‥ 最初は、それが何かはわからなかったが、 歯茎の当たる感覚が確かに伝わり始める。 唇と舌は周りを包むかの様に覆い そして歯茎が小さくなった肉棒を優しく撫で皮を滑らし始める。 不思議な感覚だった‥ その小さな今のサイズにさえ合わせ吸い付いてくる。 小さくなってた肉棒は、 全体を真紅の唇と舌で包まれる感触、そして‥ 歯茎で撫でる感触が伝わり意識がそこの集中すると同時に 俺のモノは数秒で大きくなった。 舌は裏スジを添わせながら器用に動かし 歯茎は唾液と混じり合い口の中で滑る様に 亀頭、カリと上下に優しく引っ掛けながら連動し撫でてゆく。 女が何人もの男達に言われた‥ 『皆、最初は驚かれましたが喜んで頂きました』 その意味がわかった。 固すぎず、柔らかすぎず、 粘膜に包まれ咥えられる歯茎の感覚‥。 それは例え様の無い初めての感触に驚かされる。 口の中に溢れる唾液はいやらしい汁と化し卑猥な音をたてる。 まさに、その時々の形、サイズ、太さに合わせて ピッタリと肉棒を肉の壁の粘膜で捕まえられ 吸い付いてる感じの様だった。 この感触を知った男達は‥ いったい‥? 膣、性器の意味は? 種族繁栄の為にあるのなら‥ それは必要だろう。 ただ、男の快楽の為。 入れる場所の穴が必要なら、 それは性器という名の穴じゃなくても 良いのかもしれない。 少なくとも俺にはそう思い始めた。 完全に大きくなった肉棒を咥え女は、 口の中で左右奥の歯茎を当てながら 中で亀頭を転がす様に噛んでは動かし そして、思いっきり吸い上げてみせた。 吸盤の様に吸い上げる、その口は‥ 口の中の歯が無いだけに、頬骨が張り、 頬は強く中に抉り込められていた。 それは、まるで絵で描く蛸の口の様になっている。 静かな部屋の中、卑猥な音が鳴り響く。 さっきまで互い何も知らずに 会ったばかりの女とは思えない。 女とは会話など特に何もせず、なのに‥ 今のこの状況この姿を俺は見ている事が不思議だった。 女は亀頭の周りを器用に歯茎を這わせては滑らし、 時に喉仏の触れる奥まで入れようとする。 これさえも自然とその口が望み覚えた事だろうか‥。 あまりにも美味しそうに舐め回すその表情は、 過去の男達のモノを咥えてきた経験の 積み重ねだろうか‥。 此処へ来た働く女、二児の母親の姿はもう居ない。 居るのは貪欲に貪りつく淫乱な一人の女。 ‥そう思えた。 口の中いっぱいに肉棒を頬張り その中に広がる何も無い粘膜全体に 亀頭、肉棒を擦り付けてゆく。 時に前の歯茎‥ 時に奥の歯茎‥ 時に左右の歯茎と‥。 どれだけの時間が過ぎたろう‥。 まだ、きっと咥え始めて数分なのかもしれない‥。 小刻みに震える肉棒が 既に射精しそうになっていた。 それに女も気が付き肉棒から口を外して こう言った‥ 『私の中に出しますか?』 女は勃起した肉棒を自らの手で誘導し膣へと向かわせる。 その時、もう既に女の穴には綺麗に毛は剃り落されていた。 俺と会う前日か‥もう少し前か‥わからないが誰かに剃られたのだろうか。 女は肉棒へと跨り、最初はゆっくりと腰を振り始める。 女の穴は、驚く程に濡れていた。 その時は、それ程に濡れていた理由など知る由もなかったが8年の互いの歳月の中でそれを知る事になる。 一回腰を上下と動かすたびに溢れ出る汁がピチャピチャと大きな音をたてて俺の太腿に垂れる程だった。 ~覚醒と快楽〜 下から見上げる女の姿に、俺は俺の中に眠る 歪んだ性癖に初めて気が付いた。 それは‥ ある女性が綺麗な姿まま、どれだけ卑猥に振舞っても、 どこかで理性がブレーキをかけ男に見られたくない姿を隠し 綺麗に見せようと脚色、演技が入ってくる。 その、ちょっとした素のそんな気持ちが見え隠れする状態が きっと、俺の気持ちを途中で萎えさせるのだろう。 〜歪んだ性癖の行くへ〜 目の前で見上げる女の姿はそれとは正反対の姿だった。
- 関連記事
-
下から見上げる女の表情は、 その歯の無い口の頬は痩せこけ頬骨は張り、 口からは唾液と言う卑猥な汁を垂れ流し、 時に舌を出しては髪を振り乱し狂った様に卑猥に乱れ狂う。 それが、さっき出会ったばかりの女‥。 それは容姿を変え淫獣の様に男に跨がり襲う。 ある女の本能、本質を見た様だった。 それが誰もでなく特別の女であっても‥。 もう、スーツを着込み清楚に振る舞う ここへ来た直後の女の面影は全て消え去っている。 姿、形だけでなく、女自身の本質さえも‥。 その姿を目にして俺は俺の中に眠り塞いでた、 ある初めての感覚に気付く事になる。 元々、俺にはそれがあったのだろう。 ただ、発する場所、それが無かっただけかもしれないと。 〜快楽と興奮との違い〜 一見、普通の女性であっても、 理性を投げ捨て、貪欲に卑猥にいやらしく、 必死な形相でなりふり構わず、乱れ狂う姿に 己の興奮のバイパスがある事を‥。 全てが綺麗に事が進む程、 人間の欲望は綺麗事だけでは済まされない。 そして生まれ持った歪んだ性欲は満たされない。 舌を出す、この口のせいだろうか‥ 女の性器、膣の意味が薄れていた。 無意識に、跨る女の口に指を伸ばすと、 女は物欲しそうに、俺の指を舐めながら 肉棒を咥えた時と同じ様に指の太さに歯茎を合わせる。 そして、その指を咥え込みながら音を出して吸っては、 女は腰の動きに合わせて、その咥えた指を喉の奥の奥へと吸い込もうとする。 女自身が、ここにある口のこの意味を何より知っているのだろう。 だからこそ、自ら跨いでみせたのかもしれない。 たぶん、皆、この時に感じる気持ちは同じだったかもしれないと‥。 ただ、俺の上に乗り跨る女の姿に、 快楽とは異なる別の興奮がある事に気付く。 それは興奮の先にある快楽で、 快楽から始まるものとは別次元のもの。 子供達に乳を吸われた、その胸を必死に揺らし、 跨る女の肉体は波打つ様にと小刻みにうねる。 そして、何よりその必死で卑猥に踊り狂う女の形相に、 快楽に向かう為のより興奮を覚え知る。 女は言った‥。 『このまま私の中で出しても良いです』 興奮は、今、目の前にある。 ただ、快楽は別の場所にある。 もう一度、口の中に指を入れてみる。 そして、その指を、もっと奥へと奥へと入れてみる。 苦しそうな表情の奥に女の快楽と興奮が共存してる。 決して嫌がりもせず、抜こうともしない。 寧ろ女はより、唾液を垂れ流し勢いよく腰を振り狂った喘ぎ声が響き渡る。 目の前に、こんな玩具があれば皆‥ 男の向かう本能は同じ方向を指すのだろうか‥? それを察する様に女の言葉は‥ 『口の中で出されても良いです』 『口の中に出されたら全部飲ませてもらいます』 さっきまで咥え込んだ口の感触が残っている。 きっと、そうだろう‥。 皆、同じだったに違いない。 咥えられた感触と跨がる穴の感触を 瞬時に天秤にかけたに違いない。 俺は跨る女の姿を見ている。 過去のいろんな男達との繋がりが、 全て見えてくる様だった。 自分が何て答えたか‥ その言葉は思い出せない‥ でも、確かに女の口を選んだ事は間違いない。 女はゆっくりと跨がる肉棒を抜いて‥ 嬉しそうに肉棒を手にする女の表情が印象的だった事は覚えてる。 『飲ませてもらいます』 だったら、望むそれをしてやろうかと‥。 卑猥に歪む、その口の中へ。
- 関連記事
-
| HOME |
|