2ntブログ
2013 051234567891011121314151617181920212223242526272829302013 07










スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

Othello 

2013-6-17-da001.jpg2013-6-17-da002.jpg  二つの偽りが女の膝の上に並ぶ。


  開かれた未開拓の境地、現実。


  今、この状況に見合う適当な言葉が見つからなかった。

   30数年の中で培われた常識や女への知識など全て抉り取られた瞬間。


  女は取り出されたモノを手のひらの上に乗せて、

   俯いた顔を徐々に見上げながら、

   ゆっくりと‥

   その何も無い口を少し開いた見せた。

2013-6-17-da004.jpg2013-6-17-da003.jpg  この場所へ二人来た当初の姿、

   顔はもう遠い過去の出来事の様に感じる。

   その時に見た女の姿は、もう居ない。

   今、思えばただの普通の女性から

   姿、形を変え男を喰らう一人の淫女、

   まるで別の生き物になっていた。


   全てが衝撃的な空間の中に居た。

2013-6-17-da005.jpg2013-6-17-da006.jpg  『その口は?』

   そんな言葉が俺の第一声だった事を覚えている。

   女は『20代で全て抜きました』

   そう言うと、さらに口を大きく開けて、

   こちらを見ながら舌を少し動かし、

   本当に何も無い事をまるで証明して見せてる様でもあった。

   少し離れた遠目にも、その口に何も無い事がわかる。


  『この口は貴方のモノ絶対に傷つけたりはしません』

   それが何を意味してるか、一瞬でわかった。

2013-6-17-da008.jpg2013-6-17-da007.jpg  黙って頷く俺に女は、

   『もっと中までご覧になりますか?』

   『宜しかったら見てやって下さい』

   黙ったまま頷く俺を確認して女は口の中に

   自分の両指を入れながら、もっと奥までを開いて見せた。


  身体は、まだ30代の真っ白な肌の裸の女。

   真紅の口紅の奥に見える真っ赤な粘膜の壁。

   それは唾液を中で塞き止めた肉の壁。

   不自然が自然と融合する。

2013-6-17-da009.jpg2013-6-17-da010.jpg  きっと、この時に女は見ず知らずの初めて会う男に

   この姿、この口を見られる恥ずかしさと、

   それを見られる事により体、肉体が疼き本能で感じる

   興奮の中に居たのだろう‥。

   後にそれが、わかる事になる。


  女は唇を持ち上げ指を上下と動かし

   その奥まで全てを曝け出す。

2013-6-17-da012.jpg2013-6-17-da011.jpg  『視姦』

   直でなく、それが写真を通してでも、

   女が見ず知らずの男性に己の見られたくない姿を晒し

   それを品評され、それに男性が興味を持ち

   興奮を覚えてもらう事に女は感じる。

   常に想像の中で視姦され育ち感じる生き物。

2013-6-17-da013.jpg2013-6-17-da014.jpg  自ら大きく開かれた口の中を覗き込むと

   その口の中は奥まで綺麗に一本足りとも

   何も無かった。


  女は言った‥。

   『いろんな方のモノを咥えさせてもらいました』

   『皆、最初は驚かれましたが喜んで頂きました』

2013-6-17-da016.jpg2013-6-17-da015.jpg  『口の中に指を入れてみませんか?』


  支配など、まるでオセロゲームの様な物だと思う。

   ある一瞬の出来事で、裏表は簡単に入れ替わり、

   自分の置かれた立場などが一瞬で逆転をする。


  互いの想像の中の駆け引き。

   それは時間と共に交差をし、

   ある一点一色に向かってる様でもあった。


  やがて、女は左右の指三本で更に開いて見せる。

2013-6-17-da017.jpg2013-6-17-da018.jpg  俺の人差し指が開かれた口の中に入り、

   前から奥へとゆっくり歯茎を撫でてゆく。

   それは、不思議な感覚の感触だった。

   たまに、女はゆっくりと噛んだりしてみせた。

   痛くもなく不思議な硬さ、柔らかさ‥

   そんな表現しか思いつかない。

2013-6-17-da020.jpg2013-6-17-da019.jpg  俺の片方の手を持ち女は自分の穴へと向かわせる。

   女の穴は俺が知る誰より濡れ汁が溢れている。

   女の表情は何とも淫靡でいやらしく、

   それは、まるで歯茎の粘膜そのものが

   陰部の粘膜へと直結してる様でもあった。

   もしかすると、本当にそうなのかもしれない。

   それを確認させるかの様だった。

2013-6-17-da021.jpg2013-6-17-da022.jpg  きっと‥

   この姿、醜態を見られる事に女の意識は集中し、

   本能で感じてしまう。

   母親であり、働く女であり、

   家に帰れば二人の子供達が待っている。

   それが今‥

   こうして見ず知らずの男性の前で裸になり、

   使われ、しゃぶらせてもらう為の女となる。

2013-6-17-da024.jpg2013-6-17-da023.jpg  無理に大きく開かれた唇は、

   その中に入れた女の指を外したとたんに、

   まるで蕾の様に小さく縮こまり、

   完全に別人の姿になっていた。

   人の口の大きさ形は歯があって初めてその形状を維持している。


  もう、今のこの女の姿を見ても

   誰もさっきまでの女と同一人物だとは思わないだろう。

   きっと子供達でさえ知らない、この姿。

2013-6-17-da025.jpg2013-6-17-da026.jpg  男の本能に根付く性欲、常識を疑う。


  女の持つ穴など入れてしまえば、皆同じ‥

   その穴とは?

   今、目の前にある、その口‥

  そう‥

   その粘膜と肉の壁に覆われた口と言う名の新たな穴が、

   俺の今まで培った常識を一掃させる。

   想像を超えた初めて知る世界だった。

   男のモノに合わせて自在に姿、形が変わる穴。

2013-6-17-da027.jpg  まるで別人となった女‥

   それは外見だけでなく、本質的な中身までも変えていた。

   さっきまで物静かな一人の女、母親がここまでいやらしく、淫乱になれるだろうか‥。

   それは堰を切った様に一気に傾れ始める事になる。


  『しゃぶらせてもらっても宜しいでしょうか?』

  『もし、嫌でなければ咥えさせて下さい』

   女のその言葉で止まってた空気、時間の流れが一気にと動き始める。

rogo001.jpg

関連記事