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下から見上げる女の表情は、
その歯の無い口の頬は痩せこけ頬骨は張り、
口からは唾液と言う卑猥な汁を垂れ流し、
時に舌を出しては髪を振り乱し狂った様に卑猥に乱れ狂う。
それが、さっき出会ったばかりの女‥。
それは容姿を変え淫獣の様に男に跨がり襲う。
ある女の本能、本質を見た様だった。
それが誰もでなく特別の女であっても‥。
もう、スーツを着込み清楚に振る舞う
ここへ来た直後の女の面影は全て消え去っている。
姿、形だけでなく、女自身の本質さえも‥。
その姿を目にして俺は俺の中に眠り塞いでた、
ある初めての感覚に気付く事になる。
元々、俺にはそれがあったのだろう。
ただ、発する場所、それが無かっただけかもしれないと。
〜快楽と興奮との違い〜
一見、普通の女性であっても、
理性を投げ捨て、貪欲に卑猥にいやらしく、
必死な形相でなりふり構わず、乱れ狂う姿に
己の興奮のバイパスがある事を‥。
全てが綺麗に事が進む程、
人間の欲望は綺麗事だけでは済まされない。
そして生まれ持った歪んだ性欲は満たされない。
舌を出す、この口のせいだろうか‥
女の性器、膣の意味が薄れていた。
無意識に、跨る女の口に指を伸ばすと、
女は物欲しそうに、俺の指を舐めながら
肉棒を咥えた時と同じ様に指の太さに歯茎を合わせる。
そして、その指を咥え込みながら音を出して吸っては、
女は腰の動きに合わせて、その咥えた指を喉の奥の奥へと吸い込もうとする。
女自身が、ここにある口のこの意味を何より知っているのだろう。
だからこそ、自ら跨いでみせたのかもしれない。
たぶん、皆、この時に感じる気持ちは同じだったかもしれないと‥。
ただ、俺の上に乗り跨る女の姿に、
快楽とは異なる別の興奮がある事に気付く。
それは興奮の先にある快楽で、
快楽から始まるものとは別次元のもの。
子供達に乳を吸われた、その胸を必死に揺らし、
跨る女の肉体は波打つ様にと小刻みにうねる。
そして、何よりその必死で卑猥に踊り狂う女の形相に、
快楽に向かう為のより興奮を覚え知る。
女は言った‥。
『このまま私の中で出しても良いです』
興奮は、今、目の前にある。
ただ、快楽は別の場所にある。
もう一度、口の中に指を入れてみる。
そして、その指を、もっと奥へと奥へと入れてみる。
苦しそうな表情の奥に女の快楽と興奮が共存してる。
決して嫌がりもせず、抜こうともしない。
寧ろ女はより、唾液を垂れ流し勢いよく腰を振り狂った喘ぎ声が響き渡る。
目の前に、こんな玩具があれば皆‥
男の向かう本能は同じ方向を指すのだろうか‥?
それを察する様に女の言葉は‥
『口の中で出されても良いです』
『口の中に出されたら全部飲ませてもらいます』
さっきまで咥え込んだ口の感触が残っている。
きっと、そうだろう‥。
皆、同じだったに違いない。
咥えられた感触と跨がる穴の感触を
瞬時に天秤にかけたに違いない。
俺は跨る女の姿を見ている。
過去のいろんな男達との繋がりが、
全て見えてくる様だった。
自分が何て答えたか‥
その言葉は思い出せない‥
でも、確かに女の口を選んだ事は間違いない。
女はゆっくりと跨がる肉棒を抜いて‥
嬉しそうに肉棒を手にする女の表情が印象的だった事は覚えてる。
『飲ませてもらいます』
だったら、望むそれをしてやろうかと‥。
卑猥に歪む、その口の中へ。
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