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あるホテルの一室‥
音の無い張りつめた空気の中、
テーブルの上には見栄えの良い
楽しめる道具が、いくつか並べられている。
俺は決まりの缶コーヒーを飲みながら数本タバコを吸い、
カメラをいじりながら待っている。
女はただ‥
遊ばれる為、虐められる為、辱められる為にやって来る。
入るなりすぐに、洗面台、鏡の前、
いつもの様に化粧、身支度を整える。
真っ赤な口紅を塗り、
母親から獣へと姿、形を変えていく‥。
やがて鏡に映るその姿には、
堕ちた真の姿が現れる。
限られた時間の中で、
何をどうするかなど、
特に決まったメニューはない。
俺が見たいのは、ただ一つ‥
堕ちた本当の姿。
俺はそんな姿が見たいだけで、
準備をしている、鏡に映る女の姿を見ている。
女は、そんな姿を剥いで欲しくて、
鏡に向かい準備をしている。
そんな、ある一日の事のはじまり。
何も変わらない毎日、日常、生活‥
時間は誰にも平等に、その時を刻む。
ある日を境に‥
行き場を見失った魂の想い、感情、欲求、密約は、
深く淀んだ海の底‥
海底への藻くずへと諦めが潰されてゆく。
帰りたい、帰れない思い‥
戻りたい、戻れない思い‥
欲望と現実との葛藤。
疲れ果てた心は‥
崩された防波堤と澄み渡る青空高く今も宙を漂う。
馴らされてゆく海と大地‥
かつて、この場所にあった魂は、
亡霊と化し風化されてゆく記憶の中、
今も当時の存在意義と確かな自分を見つめながら、
人知れずひっそりと帰り戻る場所で立ち尽くす。
今もこの場所に居る。
今もここで自分を見ている。
何も変わらない日常の現実、その積み重ねの毎日が、
やがて、大きな波をも押しのけて、
新たな現実、日常の日々が作られるはずの、その日を待っている。
答えは、その手の中‥
自分だけが過去を超えてゆける未来を見つめている。
その手の中に眠る失われた確かな記憶を
微かな手がかりを頼りに記憶をたぐり寄せて‥。
私は今‥
記憶の航路を夢の中‥
目を閉じて見つめている。
忘れない‥
今を生きた過去の自分と彷徨う魂を‥。
特に目立ったリンクをしてるわけでもなく、
毎回、本当に多くの方々にお越し頂いて大変に嬉しく思っております。
コメントを戴く方々の多くの方々が、とても紳士的で
素敵な表現の言葉が多く温かい言葉や思いなどを伝えて頂いて
毎回恐縮し頭が下がる思いと同時に感謝する思いでもいます。
そして、拍手からコメントを戴く方へ‥
毎回、きちんと読ませて頂いております。
こちらからの直接のお返事は出来てませんが大変に嬉しく思っております。
お暇な時にでも鍵コメ等でお言葉を頂ければ改めて‥
お礼のお返事をさせて頂きたく思っております。
毎回、このBlogに足を運んで頂いて本当にありがとうございます。
現在企画中で、どの様な形になるかわかりませんが‥
そんな趣味趣向の合う方々と何回かコメント等でお話をさせて頂き
もしかしたら限られた方々になるもしれませんが、
修正の薄い写真や口腔内、未公開の姿などを限定した形で
公開、お見せ出来ればと‥。
お礼を兼ねて‥。
趣味趣向の相違と合致。