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Objet2『その二つの穴は‥編』その16 

2012-2-21-a001.jpg  そこで両手を頭の後ろへ、全てを諦め、そして受け入れ、

   絶対服従へと、俺に全てに従う姿を晒してみな!

    大きく開いた両脇には剃る事を許されない、脇毛を見せ、

     大きく開いた両足の中の毛は綺麗に剃り落とされ、

      40半ばの女が、母親が、醜態を晒して眼前に居る。

2012-2-21-a002.jpg 日常では、子供の学校、行事に参加し母親の姿した表の顔があるが、

  その一方では、もう一つの姿、裏の顔がある。

   それは、こんな姿を晒して尚、悶え狂い、獣の様な声で嗚咽を吐き、

    変態のマン汁をタラタラと垂れ流す姿。

2012-2-21-a003.jpg  俺の欲望、興奮とは身勝手なもので‥

   変態が変態に全てを飲み込まれ支配されては、その中に興奮も魅力も何も感じられず、

    表と裏、正気と狂気。

     堕ちた姿の、その正反対の正気の姿があってこそ、

      時として見え隠れする、もう一つの淫らな堕ちてゆく姿に興奮を覚える。

2012-2-21-a004.jpg 狂った姿だけでは何かが足りない‥

  寧ろ、そこには何の魅力も感じられない。

   そこに必要なもの、それは、罪悪感にも似た感覚、感情を生み出す理性。

    それが、脆くも剥がれ、崩れ落ち、破壊され、

     それをも自ら超越し決壊した姿、形、仕草や表情その瞬間こそに興奮がある。

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