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何も変わらない毎日、日常、生活‥
時間は誰にも平等に、その時を刻む。
ある日を境に‥
行き場を見失った魂の想い、感情、欲求、密約は、
深く淀んだ海の底‥
海底への藻くずへと諦めが潰されてゆく。
帰りたい、帰れない思い‥
戻りたい、戻れない思い‥
欲望と現実との葛藤。
疲れ果てた心は‥
崩された防波堤と澄み渡る青空高く今も宙を漂う。
馴らされてゆく海と大地‥
かつて、この場所にあった魂は、
亡霊と化し風化されてゆく記憶の中、
今も当時の存在意義と確かな自分を見つめながら、
人知れずひっそりと帰り戻る場所で立ち尽くす。
今もこの場所に居る。
今もここで自分を見ている。
何も変わらない日常の現実、その積み重ねの毎日が、
やがて、大きな波をも押しのけて、
新たな現実、日常の日々が作られるはずの、その日を待っている。
答えは、その手の中‥
自分だけが過去を超えてゆける未来を見つめている。
その手の中に眠る失われた確かな記憶を
微かな手がかりを頼りに記憶をたぐり寄せて‥。
私は今‥
記憶の航路を夢の中‥
目を閉じて見つめている。
忘れない‥
今を生きた過去の自分と彷徨う魂を‥。
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